トップページ > 校長よりご挨拶








校長よりごあいさつ


辻岡博之 校長
山口県立宇部高等学校長 国清 賢一

 かたばみ同窓会の皆様方には、平素から母校の教育活動の充実のために、物心両面にわたって多大な御支援・御協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。

 私は、今年四月、歴史と伝統に輝く本校に着任しました。誠に光栄であると同時に、その責任の重さに身の引き締まる思いです。微力ながら、本校の更なる活性化に向け鋭意努力いたしますので、よろしくお願いいたします。

 さて、本校では、これまで「文武両道の中で『知・徳・体』を磨き、自信と誇りをもって社会に貢献できる人材の育成を図る」ことを学校教育目標として様々な教育活動を展開し、全国各地で活躍する数多くの卒業生を送り出してきました。本年度は、新たに240名の新入生を迎え、全校で705名の生徒が本校で学んでおり、教職員一同、本校の教育目標をしっかりと意識しながら教育活動に当たっているところです。

 それでは、皆様方の後輩たちが活躍している様子などをお知らせいたします。

 まずは、卒業生の進路状況についてです。今春の卒業生227名の進学先は、国公立大学137人、私立大学44人、準大学1人、専修学校2人、就職1人、予備校等42人という状況でした。高い志をもって予備校を選択した生徒も増えましたが、国公立大学の現役合格率は67.4%で県内トップクラスを維持しています。

 次に、部活動についてです。現在は運動部13部、文化部13部において生徒が活動しており、昨年度はソフトテニス部と囲碁・将棋部が全国大会に出場したのをはじめ、陸上部・水泳部・弓道部・テニス部が中国大会に出場するなど、優秀な成果をあげています。

 最後は、学習活動についてです。今年度は、ICTの活用と探究的な学習という、本校の強みを生かした「新たな学び」を充実させることを重点目標のひとつに掲げ、1人1台端末を効果的に活用した授業や、SSHの取組を中心とした大学・企業等との連携による先進的な教育に、学校をあげて取り組んでいるところです。

 今後とも、同窓生の皆様が母校を応援してくださっていることを力にして、生徒も教職員も生き生きとした活力ある学校づくりに取り組んでいきたいと考えておりますので、引き続き温かい御支援と御協力をお願い申し上げます。

 結びに、かたばみ同窓会のますますの御発展と、会員の皆様方の御健勝と御活躍を心よりお祈り申し上げ、御挨拶といたします。

このページの先頭へ